【東大日本史】徳川吉宗が上げ米令を出したわけ(1998年第3問)

日本史

こんにちは、たんたんです。

今回は、「社会人の日本史学びなおし」として、東大のディープな日本史の第13回を扱っていきます。

・学生時代、もっと真面目に歴史を勉強しておけばよかった。

・日本史を学び直したいけどどうやったら勉強したらいいの?

と悩んでいる方は一緒に学んでいきましょう。私も社会人になってから、日本史を勉強しておけばよかったなぁと後悔して勉強を始めました。

今回は第13回「徳川吉宗が上げ米令を出したわけは?」です。

テーマ13:徳川吉宗が上げ米令を出したわけは? (1998年第3問)

問題:

詳しい問題文・参考文は、東大のディープな日本史を参照してくださいね!

A 幕府が上げ米を発令せざるをえなくなった理由歴史的背景

B 参勤交代の緩和策がなぜ重大な変化をもたらすおそれがあると考えられたのか。
幕藩体制における幕府と大名の関係に留意しながら述べる。

考え方のポイント

A: 上げ米令について

上げ米令:1722年、大名から1万石につき100石の割合でコメを上納させた施策。
財政不足を補うことを目的とし、代償として、参勤交代の際、大名の在府を半年にした。

この上げ米令の理由として、「幕府が財政不足になったから」というだけでは不十分で、
大事なのは「なぜ幕府は財政不足になったか?」というのが大事なポイントですね。

収入減の原因: 1:米価の低迷、2:金銀産出量の減少
支出増の原因: 1:明暦の大火後の江戸復興,2:商品経済の発達

B 参勤交代

まず、幕藩体制における幕府と大名の関係を考える上で、幕藩体制とは何か。

幕藩体制:江戸時代の社会体制。幕府が本百姓を基盤として封建的支配を行い、厳格な身分制度の上に統制の厳しい支配体制を維持する体制。(用語集より)

その上で、参勤交代の短期間化が与える影響、それは、

「幕府に対する忠誠心の低下、幕府からの統制力の低下」 

と考えることができるでしょう。

解答メモ

これをまとめると、

A: 上げ米令について

収入減の原因: 1:米価の低迷、2:金銀産出量の減少
支出増の原因: 1:明暦の大火後の江戸復興,2:商品経済の発達

B 参勤交代

参勤交代は平時の軍役として,大名の将軍に対する忠誠を示す儀礼であった。
それゆえ、参勤交代の緩和は,幕府による大名統制を弛緩させる恐れがあると考えられた。

まとめ

今回は上げ米令が出された社会的背景を勉強してしました。
東京大学の社会の試験科目には「倫理、経済」がありません。
その理由は、「日本史、世界史の問題の中に社会経済が含まれているから」と言われています。

確かに、東大の入試問題は社会経済であったり、その中での人々の倫理観であったりが問われています。だから東大の入試はディープで面白いんでしょうね。

前:問12. 江戸時代の幕府と朝廷の関係

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