【社会人・日本史】東大のディープな日本史講座2.8世紀の日本にとっての唐と新羅との関わり

日本史

こんにちは、タンタンです。

今回は、「社会人の日本史学びなおし」として、東大のディープな日本史の第2回を扱っていきます。

・学生時代、もっと真面目に歴史を勉強しておけばよかった。

・日本史を学び直したいけどどうやったら勉強したらいいの?

と悩んでいる方は一緒に学んでいきましょう。私も、理系選択者だったので高校で日本史はほとんど習っていません。社会人になってから、日本史を勉強しておけばよかったなぁと後悔して勉強を始めました。

東大のディープな日本史を使ったおすすめ勉強法の紹介

私が実践している勉強法は下の3冊を使います。全部買っても4000円くらいです。

・   歴史が面白くなる東大のディープな日本史 [ 相澤理 ]
・ 新もういちど読む山川日本史 [ 五味文彦 ]
・ 日本史用語集 改訂版 A・B共用 [ 全国歴史教育研究協議会 ]

具体的には、「歴史が面白くなる東大のディープな日本史 」の問題を、「新もういちど読む山川日本史」や「日本史用語集」で調べながら、自分なりの回答を見つけるということです。これをやるだけで、歴史の流れがバッチリ身につきます。

今回は第2回「8世紀の日本にとって唐との関係と新羅との関係が持つ意味」です。

テーマ2:古代の朝廷の外交の「たて前」と「実際」とは?

問題:8世紀の日本にとって唐との関係と新羅との関係が持つ意味

詳しい問題文は、東大のディープな日本史を参照してくださいね!
概要をいうと、8世紀の日本にとって唐との関係と新羅との関係が持つ意味を

・たて前
・実際

の2つの側面から答えましょうと言う問題です。

考え方:考えるポイント

唐との関係

まず、この時代の外交を考える上で、「冊封体制」と言う大事な概念を覚えておく。

冊封:中国皇帝が周辺国の首長に対し、称号を与えて国王などに任命し臣属させること。臣属した首長は、皇帝に土産物を献上して礼を尽くす「朝貢」を義務付けられ、皇帝はそれに対し多くの返礼品を与え、首長の支配を保証した。冊封により形成される中国皇帝を頂点とする国際秩序を「冊封体制」と言う。 (用語集より)

参考文:律令制度を導入した日本は、他国を「蕃国」と呼んでいたが、唐を他の国と区別して「隣国」と呼んでいた。

参考文:日本は20年に1度、朝貢する約束を結んでいた。

日本は、今までは中国の朝貢国だったんだけど、近代的な律令国家になったこともあり、冊封体制から抜け出し、中国との対等な外交をしようと言う「たて前」だった。ただ、実際は唐への朝貢国という立場を認めていたんだね。

新羅との関係

もう一度読む日本史:
「新羅との関係性は安定せず、対応な外交を要求する新羅と、これを朝貢国として位置付けようとする日本との間でしばしば衝突が起こった。」

これ、かなり重要な一文ですね。日本は建前上、新羅を服属国(朝貢国)として扱いたいけど、実際は揉めていたと言うことですね。

参考文:新羅使は、アジア各地の様々な品物をもたらし、貴族たちが競って購入した。新羅使に対し、私邸で宴を催し、使節と漢詩を読み交わしていた。

これも、本音の部分です。「新羅=文明の遅れた国」という、たて前とは違い、本当は新羅使の持ってくる大陸製のお土産に興味津々だし、私的交流も活発だったことがわかりますね。

解答メモ

唐との関係
たて前:冊封体制から抜け出し、中国との対等な外交をしようという「たて前」
実際:唐への朝貢国という立場を認めていた

新羅との関係
たて前:日本は建前上、新羅を服属国(朝貢国)として扱いた
実際:対応な外交を要求する新羅としばしば衝突が起こっていた。一方、私的な文化交流は活発に行われていた

まとめ

8世紀の外交を学んできました。遣唐使の名前を覚えたりすることも必要だとは思いますが、歴史の流れを考える上では、どういう意図で隣国と関わってきたかを学ぶ方がよっぽどタメになりますね。
実際の試験では、これを180字にまとめないといけないので、さらに難易度が上がります。東大志望の高校生は凄すぎますね!!

皆さんも、大人の教養としての日本史を私と進めていきませんか?

前:問1. 古代朝廷はなぜ白村江の戦いに挑んだのか
次:問3. 律令制度のもとでの郡司の役割

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