こんにちは、たんたんです。
英検は何と言っても単語学習が一つの大きなヤマですよね。
英検用でよく売れている単語帳として、英検1級でる順パス単と、キクタン英検1級
、 出る順で最短合格!英検1級単熟語EX が3大メジャーどころかなと思います。
ただ、その良質な比較記事が少なく

どの単語帳が一番いいんだろう?
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。どれが良いのか過去3回分の過去問での出題率を参考に徹底比較しました。
結論から言うと
詳しく説明していきます。
英検1級 パス単とキクタンと単熟語EXのそれぞれの特徴
英検1級でる順パス単
英検1級でる順パス単とは旺文社が発行しているとても有名な単語帳です。
掲載されている単語+熟語数は約2,400単熟語です。通称「パス単」と言われて多くの英検受験者に使用されています。
売り上げも一番多く、これまでの級の勉強でも使った経験がある人も多いと思います。
英検1級でる順パス単 は読者レビューも高いため、やはり英検用単語帳の王道と言えます。
キクタン 英検1級(アルク)
一方で、キクタン英検1級 とはアルクが発行している、こちらも有名な単語帳です。掲載されている単語+熟語数は1120語、他の単語帳に比べて語彙数が少ないのが特徴です。またキクタンは「聞いて覚える」ということに重点を置いています。

音声コンテンツも充実してますね!
音楽にのせて英語を聞いて覚えていくスタイルが好きな人も多く、キクタン英検1級 はリズムよく単語を覚えることができます。
詳しくは下のリンクを参照してください。
英検1級単熟語EX
英検1級単熟語EX はジャパンタイムズ社が発行している有名な単語帳です。

でる順パス単英検1級 と並んで有名な単語帳ですね。
英検1級単熟語EX は、掲載する単語が品詞ごとではなく出る順に並んでいる事が大きな特徴です。
掲載されている単語+熟語数は約2800語です。

シンプルな例文と共に多彩な単語を覚えられます!!
出る順で最短合格!英検1級単熟語EX は読者レビューも高く、英検の過去問にも多数出題されている良書です!
↓詳しい情報はこちらから↓
【検証】パス単 VS キクタン 英検の過去問で何点取れる?
検証方法
今回は直近3回分の英検テスト(2020年9月現在)を検証用に使いました。
2019年第2回、2019年第3回、2020年第1回の3回分のテストです。
過去問はこちらの英検ホームページからアクセスできます。
調べ方は、語彙問題25問の正解選択肢の中から、そのいくつがキクタンに載っている単語または熟語かを一つ一つ調べました。全く同じ言葉でなくてもその派生語であればOKとしてカウントしました。
(例:happy→ happily や happiness はOK)
結果の詳細
その結果
キクタン:25点中13点、正答カバー率52% (単語12/21点、熟語1/4点)
単熟語EX:25点中 20.7点、正当カバー率 82.7 % (単語21問中: 18問、熟語4問2.7問)
と言う結果になりました。
結果を見ると、単熟語EXが圧勝しています。パス単は及第点、キクタンはうーんといったところですね。

キクタンより、英熟語EXやパス単の方が収録語数が多いから当然ですよね?!
という意見もあると思いますが、
ここの語彙問題での「英熟語20.7点>パス単17点>キクタン13点」の差を大きいと見るか小さいと見るかだと思います。
ちなみにに私はかなり大きいのではないかと思っています。
まとめ
英検のリーディングは単語と熟語が25問、読解問題が16問あります。
読解問題は解くのに時間もかかり、本番のコンディションにより点を落とすこともあります。
しかし、単語と熟語は覚えているだけですごく点が安定します。確実に受かりたい人、単語を完璧にすると言う戦略が良いと思います。
ただ、小さい頃から英語のリスニング教育を受けている学生の方、帰国子女の方などリスニングが得意と言う方は、語彙問題に力を入れなくてもさくっと受かってしまうこともあります。
そのような方は、キクタンを使って、サクッと覚えることで合格に近づくと思います。
英検準1級は、合格率は低い難関試験ですが、語彙問題をしっかりとれば、何とか合格点が見えてくると思います。私のオススメとしては、単熟語EXやパス単を使って、語彙問題を完ペキにすることが合格への近道かなと思います。
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