こんにちは、りょうたろです。
英検は何と言っても単語学習が一つの大きなヤマです。皆さんが使っている単語帳でパス単に次いで、メジャーなものは、キクタン英検準1級 かなと思います。ただ、キクタンをやっていくうちに、ふと
テスト本番で、キクタンの内容は何点分出るんだろう?
と考える人も多いのではないでしょうか。
今回はその疑問を解消するため、英検準1級の過去3回分の語彙問題の正解選択肢の中から、キクタン出る順に出てくる単語の数を調べました。
結論から言うと
詳しく説明していきます。
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英検準1級 キクタンの特徴
キクタンとはアルクが発行しているとても有名な単語帳です。掲載されている単語+熟語数は1120語、他の単語帳に比べて語彙数が少ないのが特徴です。
音声コンテンツも充実してますね!
キクタン英検準1級は読者レビューも高いため、やはり英検用単語帳の王道と言えます。
詳しくは下のリンクを参照してください。
英検準1級 キクタンは本当に試験に出るの?
ただ、私はずっと疑問に思っていました。
英検準1級 キクタンは本当に試験に出るの?
と言うことです。
バス単を進めて勉強している人は多いですが、キクタンをやったところで、語彙問題の何点分をカバーできるのだろう?という疑問を持った人は私だけではないはずです。
ネットを見ても、
キクタンで勉強したら本番で〇〇点取れました!
という合格者の報告(自慢?)はあるものの、実際、キクタンの掲載単語が何点分をカバーしていましたと言う情報がありませんでした。
【検証】英検準1級 キクタンだけで何点取れる?
検証方法
今回は直近3回分の英検テスト(2020年9月現在)を検証用に使いました。
2019年第2回、2019年第3回、2020年第1回の3回分のテストです。
過去問はこちらの英検ホームページからアクセスできます。
調べ方は、語彙問題25問の正解選択肢の中から、そのいくつがキクタンに載っている単語または熟語かを一つ一つ調べました。
全く同じ言葉でなくてもその派生語であればOKとしてカウントしました。
(例:happy→ happily や happiness はOK)
結果の詳細
その結果
2020年第1回: 単語21問中11問、熟語4問中1問 (計12点)
2019年第3回: 単語21問中14問、熟語4問中2問 (計16点)
2019年第2回: 単語21問中11問、熟語4問中0問 (計11点)
平均:単語21問中: 12問、熟語4問1問
(計25点中13点、52%)
と言う結果になりました。
単語数が少ないわりには検討したかな。と言う感じですが、パス単の 68% に比べるとやや見劣りしてしましますね。
皆様の予想より高かったでしょうか、それとも低かったでしょうか。
意外と低いかも?
と思う人もいるかもしれませんが、実際の本テストでは、正解選択肢が載っていなかった問題でも、ヤマカンで当てたり、キクタンの単語が不正解選択肢で出てきた場合は消去法で正解選択肢を選べるので、もう少し点数の期待値は上がるのではないかと思います。
まとめ
今回の調査で分かった事は、語彙問題はキクタンだけで少し不安と言うことです。
ただ、リスニングに自信がある人、英作文を重視して点を取っていきたい人は採用しても良いかもしれません。語彙問題でしっかり点を取りたいと言う人は少し物足りないと思いますね。
受験生の皆さんは、 キクタン英検準1級を使う際は他の教材とも併用して勉強を進めることをお勧めします、ただ音声も含め内容としては非常に良い本です!!
【参考記事:【徹底比較】 パス単 vs キクタン 英検準1級、どっちの単語帳を使うべき?】
【参考記事:英検準1級 CSEスコアと素点との換算式の目安】
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