私は英検準1級面接予想問題集(旺文社)を購入しましたが、結論を言うと全く使用しませんでした。
オススメしない理由は
古すぎて問題の傾向が違う事につきます。
どの様に違うのか説明しますね。
2019年現在、旺文社の予想問題集は2010年に出版されたものから改定されていません。ここ3年間で出題された4コマ漫画のストーリーのスタイルは確認していますが、問題集の内容とは結構違いがあります。
本記事では、この予想問題集を私が使用しなかった理由を紹介したいと思います。
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設問に問われる場面が今の傾向と違う
最近の4コマの過去問で、面接の最初の質問はここ3年はずっと「最後のコマの人はどういう心境ですか?」という質問です。
一方、旺文社の予想問題集だと、2コマ目の人の心境を問う問題であったり、途中の人の心境を問う問題が掲載されていて、なかなか本番に即した問題とは言えないなと思いました。
4コマ漫画の話の流れ自体も今の傾向とかけ離れている
こちらのブログに詳細を載せていますが、現在の4コマ漫画の流れはほぼワンパターンで、
1コマ目:課題
2コマ目:解決策を練る
3コマ目:課題解決
4コマ目:新たな課題の出現
このパターンがほとんどを占めます。この流れは今後もしばらく変わらないと思います。しかし、旺文社の予想問題集だと、この様な流れではなく、4コマ目で課題解決してめでたしめでたし、みたいな文章もいくつか見られました。これは今の英検の面接試験に対する勉強法としては最適ではないかなと思いました。
結局、過去問に勝るものはないという結論
やっぱり2次試験も過去問を中心に学習すべきだと思います。そして、とにかく最近の二次試験のナレーションの4コマ漫画はかなり規則性があります。まずは、過去の4コマ漫画を一通り眺めて、回答と照らし合わせながら、まず1回分をしっかり分析すると、他の回の問題でも同じ手法が使える場合が多々あります。
旺文社の面接予想問題集をほとんど使っていない私がいうのもナンですが、英語の基礎力をつけるには悪い本では無いと思いますが、今の傾向を考えるとこの本だけで面接に臨むのは相当危険だと言わざるを得ません!
皆さん、過去問を中心にしっかり対策をして二次試験に挑んでくださいね!
具体的な勉強法については英検準1級面接での4コママンガを徹底分析しましたで解説していますので、ぜひチェックしてください。
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1. 英検準1級過去問集 (英検赤本シリーズ)
英検準1級の過去問集は各社から出ていますが、私のオススメは赤本シリーズです。
その理由は、「英作文と面接の模範解答が一番簡単な英語で書いてあった」からです。
英検準1級の面接の問題集も「模範解答の英語が簡単である事」や「最新の傾向を掴んでいる事」を基準にアスク社さんのものを選びました。
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