こんにちは、立花遼太郎(りょうたろ)です。
私は2023年1月末からアガルートキックオフ55(当時キックオフ講座)で学習をスタートし、スキマ時間を活用した勉強法で、10カ月の勉強期間で194点で一発合格することができました。
今回は実際に受講した経験から、アガルート行政書士キックオフ講座だけで行政書士に合格できるか、また追加すべ気問題集についても詳しくお伝えしていきます。
悩んでいる人「アガルートのキックオフ講座、43,780円でコスパ最高って聞いたけど……これだけで本当に受かるの?」
正直に言います。キックオフ講座は素晴らしい講座ですが、これ一本だけで行政書士試験に合格するのは厳しいです。
筆者自身もキックオフ講座を受講しましたが、追加で市販の問題集・参考書を5冊購入して学習を補いました。
この記事では、その実体験をもとに「キックオフ講座の特徴と限界」「本当に効果があった追加教材5冊」「逆に買っても使わなかった教材」を包み隠さずお伝えします。
これからキックオフ講座の受講を検討している方、すでに受講中で「これだけでいいの?」と不安を感じている方、ぜひ最後まで読んでみてください。
アガルートキックオフ講座とは?まずは特徴を整理
アガルートキックオフ講座とは、行政書士試験に向けて、必要な知識を短時間でインプットすることを目的とした講座です。
キックオフ講座の基本情報
- 価格:43,780円(税込)
- 講義時間:約48時間
- 教材:PDFテキスト・模擬試験1回分
- 問題集:なし
- 質問サポート:なし
キックオフ講座の強み
キックオフ講座の一番の魅力は、コスパの良さです。
通常、行政書士の通信講座は価格が高くなりがちですが、キックオフ講座は費用を抑えながら、講義で試験範囲を一通り学べます。
そして、カリスマ講師である豊村講師の授業を受けることが出来ます。通常コースでは20万円以上する授業ですが、コンパクトにまとまった内容を4万円だいでうけられるのはめちゃめちゃコスパが良いと思います。
また、スマホ学習との相性が良く、まとまった勉強時間を取りにくい人にも向いています。
キックオフ講座の弱み
一方で、キックオフ講座はあくまでインプット特化です。
そのため、以下のような部分は不足しやすいです。
- 過去問演習の量
- 肢別の反復トレーニング
- 記述式対策
- 問題を解いて得点力を上げるための設計
つまり、講義で理解するには便利ですが、得点力を仕上げるには別教材が必要というのが現実です。
アガルートキックオフ講座だけで合格できない理由
「アガルートキックオフ講座だけで合格できますか?」と聞かれたら、私はかなり厳しいと答えます。
理由1:行政書士試験はアウトプット量が重要だから
行政書士試験は、講義を聞いて理解しただけでは点数につながりません。
特に行政法や民法は、論点を知っているだけでなく、問題文の聞かれ方に慣れることが重要です。
講義中心の学習だけでは、
- 正誤判断の感覚
- ひっかけ肢への対応力
- 知識を使って答える力
が育ちにくいです。
理由2:問題集がないため、演習が不足しやすいから
キックオフ講座には、本格的な問題集が付いていません。
模擬試験は1回分ありますが、それだけで本試験レベルの得点力を作るのは難しいです。
行政書士試験では、過去問演習を繰り返しながら、
- 頻出論点を定着させる
- 間違えやすいポイントをつぶす
- 出題形式に慣れる
という学習が必要です。
理由3:記述式対策が不十分になりやすいから
記述式は後回しにされやすいですが、合否に大きく影響します。
キックオフ講座だけでは、記述答案を自分で書く練習量が足りません。
特に初学者は、
- 何を書けばよいのか
- 40字でどうまとめるか
- 条文や判例をどう答案化するか
という感覚を別教材で補う必要があります。
キックオフ講座に追加すべき参考書5冊【結論】
私が実際に追加購入して効果を感じたのは、次の5冊です。
追加すべき参考書一覧
- みんなが欲しかった! 行政書士の最重要論点150
- みんなが欲しかった! 行政書士の問題集
- 合格革命 行政書士 肢別過去問集
- みんなが欲しかった! 行政書士の40字記述式問題集
- 合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集
この5冊は、それぞれ役割が違います。
単に「おすすめ本」として並べるのではなく、何の不足を埋めるための本なのかを理解して使うのが大切です。
①みんなが欲しかった!行政書士の最重要論点150
こんな本: 試験に頻出する「最重要論点150」に絞ったコンパクトなミニテキストです。全体像をサッと復習したいときや、試験直前の最終確認に力を発揮します。薄くて持ち運びやすいのも嬉しいポイント。
使うタイミング: 講義を一通り終えた後の整理用と、試験1〜2週間前の直前対策として使いました。全体をざっとおさらいするのに最適です。
こんな人に向いている: 「大事なところだけサクッとおさらいしたい」「直前期に時間がない」という方にぴったりです。
②みんなが欲しかった!行政書士の問題集
こんな本: 過去問をベースにしながら、オリジナル問題も収録したバランス型の問題集です。「みんなが欲しかった!」シリーズなので、同シリーズの参考書との親和性が高く、テキストで確認した内容をすぐ問題で確かめる使い方がしやすいです。
使うタイミング: キックオフ講座でインプットした内容を、チャプターごとに確認するために使いました。「講義視聴 → この問題集で演習」のサイクルが作りやすいです。
こんな人に向いている: 学習初期に基礎固めをしたい方。過去問だけでは不安を感じる方にも適しています。
③合格革命 行政書士 肢別過去問集
こんな本: 行政書士受験生の定番中の定番、売上No.1の過去問集です。過去問を「肢(選択肢)」単位に分解しているため、一問ごとのO×判断トレーニングができます。圧倒的な問題量で、繰り返し解くことで知識が骨の髄まで染み込みます。
使うタイミング: アウトプット演習のメイン教材として使いました。学習の中盤から試験直前まで、繰り返し何周もすることが大切です。筆者は最低3周しました。
こんな人に向いている: 全受験生に強くおすすめします。これを持っていない行政書士受験生はほぼいないと言っても過言ではありません。
④みんなが欲しかった!行政書士の40字記述式問題集
こんな本: 40字記述式に特化した問題集で、「記述の書き方」から「予想問題対策」まで丁寧に解説されています。「何を書けばいいかわからない」という記述式特有の壁を崩してくれる一冊です。
使うタイミング: インプットがある程度進んだ中盤以降から取り組み始めました。記述式は独特の「型」があるので、早めに慣れておくことが重要です。
こんな人に向いている: 「記述式が怖い・苦手」という方。記述式の書き方を基礎から丁寧に学びたい初学者に特におすすめです。
⑤合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集
こんな本: 記述式では条文・判例の穴埋め形式から本試験形式まで、多肢選択式も含めてカバーした問題集です。④の「みんほし記述式」がやさしめ・書き方重視なのに対して、こちらはより実戦的・本試験形式に近い演習ができます。
使うタイミング: ④で記述式の書き方に慣れた後、実戦形式の練習として使いました。試験直前の仕上げとして特に役立ちました。
こんな人に向いている: 記述式に自信がついてきた方、より本試験に近い形式で腕試しをしたい方。④と⑤をセットで使うと記述式対策が万全になります。
正直な失敗談:買ったけど使わなかった教材
「全部紹介された教材を買えばいい」と思ってしまいがちですが、筆者には使わなかった教材もあります。正直にお伝えします。
みんなが欲しかった!行政書士の千本ノック
短問形式で1000問を解く演習書ですが、③の肢別過去問集と役割が被る部分が多く、結局あまり使いませんでした。どちらか一冊に絞るなら③の肢別過去問集をおすすめします。
ポケット六法
「六法を引きながら勉強すべき」という声もありますが、筆者の場合はほとんど使いませんでした。条文は問題集の解説や講義で自然と触れることができるため、別途用意する優先度は低いと感じています。余裕があれば持っておく程度で十分かもしれません。
まとめ:キックオフ+この5冊で戦略的に進めよう
最後に、おすすめの学習ロードマップをざっくりまとめます。
- 【序盤】 キックオフ講座で全体像を把握しながら、②みんなが欲しかった問題集で各チャプターの理解を確認する
- 【中盤】 ③合格革命 肢別過去問集をメイン演習として何周も回す。④みんなが欲しかった記述式問題集で記述式の書き方を習得
- 【後半】 ③肢別過去問集を繰り返し。⑤合格革命 記述式・多肢選択式で実戦演習
- 【直前】 ①最重要論点150で全体を高速おさらい
キックオフ講座はインプット特化だからこそ、アウトプット教材を自分で補う必要があります。でも裏を返せば、上記5冊をしっかり組み合わせれば、コスパ最高の戦略で合格を狙えるということでもあります。
43,780円のキックオフ講座+市販書5冊で合格を目指す。大手予備校の10万円超えコースより圧倒的にリーズナブルな学習ルートです。ぜひ参考にしてみてください。







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