
Python実戦データ分析100本ノックを、データサイエンス初心者の私と一緒にやっていきませんか?
今回は第7回、ノック31〜ノック35までをやっていきたいと思います。
Python実戦データ分析100本ノックは、pandas の使い方やデータサイエンスを実戦的に学べる書籍なのでぜひ手に取ってみてください
↓Python実践データ分析100本ノック レビューでも実用的と高評価ですね。

この章の目的は、顧客をクラス分けして、顧客毎の利用回数を予測する事です。
いよいよ本格的な機械学習の章に入っていくようです。
ノック31:データを読み込んで確認しよう

まず、今まで通りの方法で、use_log のcsvファイルを読み込みましょう。
次にcustomer_join も同様に読み込んだあと、欠損値の確認をしましょう
ノック32:クラスタリングで顧客をグループ化しよう

クラスター化とは、ある特徴量に基づいていくつかの集団にクラス分けする事です。

まず、機械学習ライブラリである sikit-learn をインポートした後、K-means法を用いてグルーピングしていきます。k-means法は変数間の距離を基準にグループ化する為、各変数のスケールを合わせる標準化が必要になります。

print(customer_clustering[“cluster”].unique()) を見ると、
1,2,3,0 と出ます。これはクラスター0~3 の4つにグループ化出来ているという事です。
ノック33:クラスタリング結果を分析しよう

まず、分析結果を見やすくする為、1行目で列の名前を変えていきます。
2行目で、クラスター毎にデータ件数の集計を行います。

データ件数はcluster3が一番多いようです。
次は会員期間の平均を表に表示しましょう。
ノック34:クラスタリング結果を可視化してみよう

次はPCA(主成分分析)を使って次元を減らし、2次元平面に可視化しましょう。
n_components=2 とは2次元に圧縮するという意味です。

次に matplotlib で可視化しましょう。
for 文で、クラスター毎に繰り返して、描写します。

かなり難しいですが、写経でも良いので続けましょう。
ノック35:クラスタリング結果をもとに退会顧客の傾向を把握しよう

まず、データの結合(concat) を行います。その後、クラスター毎に is_deleted
つまり、在籍or退会会員数を並べてみます。

最後に、クラスター毎にroutine-flag つまり、週4回以上来ている人の数を並べて表示しましょう。グループ1,2 は flagあり、つまり継続会員が多い事がわかります。
ここまでで、3章の前半は終わりです。次回は【第8回】3章の後半ノック36-40 へいってみましょう。
このシリーズも中盤から終盤にさしかかってきています。最後まで付いてきてください!