こんにちは、りょうたろです。
この度、2023年度ビジネス実務検定3級に、1ヶ月 50時間程度で独学合格しました。76点。
そんな私のビジネス実務検定3級の感想は
過去の合格率や周りの印象を聞くより結構難しい!舐めてかかるとやられます!
という感じでした。
私は、テキストとしては「ビジネス実務法務検定試験(R)3級 テキストいらずの問題集 2023年版」を中心に勉強を進めていきました。
この本は、内容がコンパクトにまとまっており、かなり秀逸な本でした。
ただ、巻頭の100問の一問一答や、巻末の予想問題集では85~90%の出来になっており、かなり自信をもって本番を受けたのですが、本番では76点のギリギリ合格だったので、本番の方が難易度が高かった印象です。
以下では、具体的にビジネス実務検定3級を受けるにあたり、こうしておけば良かったという感想を皆さんに3点シェアしたいと思います。
ビジネス実務検定3級で得点が伸び悩んだ原因
①手書きメモが使えないため、民法問題の状況が整理できなかった
民法の問題は債務者、債権者の関係性であったり、物権の変動であったりと、状況を整理する必要がある問題が多く出題されます。
私は普段の勉強では、それらの民法を解くときにはメモを取ったり、カンタンな図で整理することがほとんどだったのですが、本番ではIBT/CBT形式のテストなので、鉛筆でメモが出来ず、かなりしんどい思いをしました。
具体的にどの問題を間違えたかについてフィードバックはされないのですが、前半部分の得点率が悪かったことから、民法分野で結構失点したのではないかと思っています。
②〇✕の選択肢の組み合わせをPCでメモると時間が非常にかかる
○×の組み合わせ問題では、1つ1つの選択肢が〇か✕かをメモできない為、合ってるかどうかを画面上で覚えておく必要があります。
一応PC上にメモ帳と言う画面もあるんですが、なかなか使いにくくてほとんど使用しませんでした。
③問題集と本番での問題形式の違い
本番では問題集よりも難化している印象がある上、問題形式が少し変わっていました。
問題集では、問題文A,Bに対して「Aが正しい、Bが正しい」の2択構成が多かったのですが、
本番では、問題文A,Bに対して「Aが正しい、Bが正しい、両方正しい、両方誤り」の問題の構成が7割くらい、4つの問題文に対する○×の組み合わせを選ばせる問題が2割、2つの問題文のどっちかが正しいかという問題は1割程度でした。穴埋め問題はありませんでした。
今後の受験生が押さえておくべきポイントのまとめ
(参考書・問題集・勉強方法)
2022年まではビジネス実務法務試験(特に3級)は非常に簡単で、ブログやSNSなどを見ると「一夜漬けでも受かる」というような意見もありました。
しかし、2023年度からは一気に難化しました。
(追記:2022年度までの合格率は約80%→2023年度の合格率は47%になったそうです。)
そのため、勉強法もアップデートしていく必要があります。
具体的には、以下の通りです。
2023年度以降のビジネス実務法務3級試験の勉強法
① テキストいらずの問題集を正答率90%以上(できれば満点)になるまでしっかりやりこむ。
② 時間があり、確実に合格したい(85~90点以上)人は、ビジネス実務法務検定3級公式問題集も使ってしっかり演習を重ねる。
③ 問題集を解くときは、問題単位でなく、選択肢一つ一つに対して根拠をもって〇、✕をつける勉強法を徹底する。
ビジネス実務検定は受験問題が持ち帰り不可なので、今回の感想はあくまで私の受けた印象ベースです。
また、CBT形式のテストなので、皆に同じ問題が出題されているとも限りませんので、そこは踏まえた上でご参考にしていただけたらと思います!
ちなみに、試験時間に関しては追われる感じはありませんでした。半分強の時間で退出できました。
過去の試験の合格率が高かったため、少し油断していましたが、意外とハードな試験でした。これ以上難化が進むなら、公式問題集を使った勉強が必須になるかもしれませんね・・。
*追記:この度、ビジネス実務法務検定3級の勉強法や当日の試験の様子などをまとめたビジネス実務法務検定3級に興味を持ったらはじめに読む本を Kindle本で出版しました!
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以上、参考にしていただければ幸いです!
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