こんにちは、たんたんです。
今回は 文で覚える単熟語(準1級)(通称:文単)について、特徴や使い方など詳しく述べていきたいと思います。
これは、実際に使用した私の経験談+検証に基づいているので信頼性は高いです。
・文単を買おうか迷っている
・文単の使い方を知りたい
という英検受験生はぜひ参考にしてみてください。
結論から言うと
詳しく説明していきます。
*この度2021年3月に 英検準1級に興味を持ったらはじめに読む本 (弥生ライフハック出版)を Kindle本で出版しました!
無料期間中に退会すれば料金不要ですので是非チェックしてみてください!
英検準1級 文で覚える単熟語の特徴
文で覚える単熟語は旺文社が発行している有名な単語帳です。
でる順パス単英検準1級 と並んで有名な単語帳ですね。
文で覚える単熟語は、様々な英文を読みながら、文脈を通して単語を覚えていく形式の本です。掲載されている単語+熟語数は1526語です。
私も文単を長文読解やリスニング対策として使っていました!
文で覚える単熟語(準1級)は読者レビューも高く、英文も英検の過去問から収録されているものもあり、トピックも非常に面白いです。
英検で問われる5つのテーマ(環境・医療・文化・教育・社会)に関して、それぞれ16の英文が収録されており、計80トピックスあります。
正直言って、私は 2ヶ月近くかかってしまいました。ただ、中身はかなり面白い文章なので飽きることはなかったです。
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英検準1級 文で覚える単熟語の使い方
ここでは具体的に文単の使い方を説明していきたいと思います。
英文を1文ずつ精読する
英文の意味がわからない状態で音読しても効果がありません。右ページにある訳文と照らし合わせながら、しっかり文の構造を理解した上で訳せているかチェックしてください!これは英検の読解問題の対策になります。
全文を精読し終えたらCDを聞きながら確認・音読する
付属のCDを聴きながら、どのように読まれているのかを確認します。そのあと、その音声に従って音読を進めていきましょう。ここの文章は、本番のリスニング問題と内容や長さがよく似ているので、この作業自体が英検のリスニング対策になります。
1周して終わりではなく最低2周はしましょう。
最低2周(できれば3周)ぐらい繰り返すことによって、素早く意味を掴むことできるようになります。ただし、これに時間を取られすぎないようにしてください。英検は語彙問題と英作文のウエイトが大きいので、それとのバランスには注意してください。
【検証】文で覚える単熟語だけで語彙問題は何点取れる?
検証方法
今回は直近3回分の英検テスト(2020年9月現在)を検証用に使いました。
2019年第2回、2019年第3回、2020年第1回の3回分のテストです。
過去問はこちらの英検ホームページからアクセスできます。
調べ方は、語彙問題25問の正解選択肢の中から、そのいくつが文単に載っている単語または熟語かを一つ一つ調べました。
結果の詳細
その結果
2019年第3回: 単語21問中4問、熟語4問中1問 (計5点)
2019年第2回: 単語21問中5問、熟語4問中1問 (計6点)
平均:単語21問中: 6.7問、熟語4問1問
(計25点中7.7点、カバー率 30%)
と言うまさかの解答カバー率30%という結果になりました。
「文単だけでは語彙問題は歯が立たない」ということですね。
ちなみに同じく旺文社から出ているパス単では25問中17点取れる、という検証をしています。
【関連記事:出る順パス単だけで語彙問題が何点取れるか調べました 】
実際の本テストでは、正解選択肢が載っていなかった問題でも、ヤマカンで当てたり、もう少し点数の期待値は上がるのではないかと思いますが、文で覚える単熟語は語彙問題の対策には使えない!というのがこのブログの結論です。
まとめ
文で覚える単熟語は、長文読解や、リスニング教材としてはすごく優秀です。基礎知識をつけるためにもすごく重要なテキストです。
私もこの文単を読んでから英語の実力が上がったことが実感できました。
ただ、文で覚える単熟語は直前に詰め込むテキストではありません!じっくり基礎力をつけるテキストです!
皆さんも正しい参考書の使い方を身につけて、合格を勝ち取ってください。
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