こんにちは、薬剤師ブロガー兼メディカルライターのりょうたろ(@chonai_yakuT)です。
この記事を読むと以下の疑問が解消できます。
「メディカルライターとメディカルコピーライターの違いは何?」
「メディカルライターってどういう就職先がある?」
「メディカルライターとメディカルコピーライターのどっちが未経験転職にオススメ?」
薬剤師や看護師の方などが、自分の専門を生かしてライター業への転職や副業を考える上で気になる職業が「メディカルライター」ですよね。
ただし、ネットなどの情報や求人を見ると、「メディカルライター」の他に「メディカルコピーライター」という似たような呼び名のものがあります。
果たして、このふたつはどの様な違いがあるのでしょうか。そしてどの様な仕事上の区別がされているのでしょうか。
まず結論です。
メディカルライター : 臨床試験用書類の作成 や 薬事申請書類の作成
メディカルコピーライター: 医薬品等のプロモーション資材の作成
*ただし、メディカルコピーライター業を含む、薬や健康に関する様々な執筆活動を引っくるめて「メディカルライター」という場合があるので要注意!!
結論というわりに、ややこしい言い方になってしまい申し訳ありませんが、実際そうなっているのでご容赦ください。
本記事では、「メディカルライター」と「メディカルライター」の言葉の使い分けの他に、未経験者にオススメの転職先や求人を見るときの注意点についても解説していきます。
メディカルライターとは
まず、一般的な理解として、
メディカルライターとは、健康・医療に関する情報を発信する、専門的知見を持つライターを指します。
そのため、広く解釈すると、健康情報を発信するブログやwebサイトなどの作成者もメディカルライターとなります。
明確な定義もないため、結構広い範囲を指す肩書きですね笑。
ただし、転職など企業で求人を探す場合は、
と考えるのが一般的です。
いわゆる「ライター」のイメージからは離れた、かなり専門的な職種ですよね。
すいません、私はこちらの仕事の経験は無いので、あんまり深く語れません。
専門性の高い職種のため、経験者のみ採用という求人が多い印象です。
ただし、一部ではありますが、転職エージェントでも未経験OKな求人を見つける事ができるようです。
メディカルコピーライターとは
次にメディカルコピーライターについて説明します。
薬局で働いている方であれば、色々な医薬品のチラシや、MRさんの発表スライドを見る機会があると思います。
そのような資材を作るお仕事と考えていただければOKです。
メディカルコピーライターは、医療系の資格があれば未経験者でもOKの求人が多いため、ライター志望の薬剤師(私もそうでした)の方にオススメの求人です。
テレワークも相談できる企業も多い印象ですし、一旦企業で働いたのち、フリーとして独立する選択肢もあります。
転職時に求人を見る時の注意点
このように、メディカルライターとメディカルコピーライターを区別して紹介してきましたが、一つ注意点があります。
メディカルコピーライターを目指した転職活動の際に、「メディカルライター」という求人も忘れずに中身をチェックしてみてください。
広告代理店での医薬品のPR資材作成業務であっても「メディカルコピーライター」でなく、「メディカルライター」という名前で求人が出ていることもよくあります。
実際、現在副業している会社も「メディカルライター」という名前で求人がでていました。
転職サイトで探したり、転職エージェントに探してもらう際に見落とさないように注意が必要です。
転職エージェントとしては、薬剤師専用の求人サイトであるマイナビ薬剤師
や 薬キャリ を使っていました。そして、意外な穴場として DODAなどの一般のエージェントにも優良な求人情報がでています。
メディカルライター業は人気があり求人も少ないです。そのため、複数社登録して、いち早くゲットするのが一般的です。
また、調剤薬局への転職の際に比べて転職活動が長期化することもありますので、早めに動いて、粘り強く求人情報を送ってもらうのがコツです。
ちなみに、最近はクラウドワークスなどのサービスを使って、最初からフリーランスとして案件を探すという方法もネットで見たのですが、その詳細までは把握できませんでした。あまり一般的では無いのかなと思います。
まとめ
ここまで、メディカルライターとメディカルコピーライターの違い、そしてその区別の曖昧さについてお伝えしてきました。
おさらいすると、求人情報を考える時は
医薬品等のPR資材の作成をしたい:「メディカルコピーライター」と「メディカルライター」で求人チェック。→ 未経験者にオススメ!
そうすると自分の想定していた職種を網羅できると思います。
覚えておいて損はないと思いますよ!
このブログでは私の経験をもとに、薬剤師の自由な働き方を紹介しています。
それではまた!
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