こんにちは、りょうたろです。
私は元薬局薬剤師でしたが、現在は一般の会社で働きつつ、副業としてメディカルライターをしています。
この記事では
「薬局や病院以外の薬剤師の活躍の場を知りたい。」
「薬剤師が在宅でできる副業を知りたい」
「文章力を生かしたライターの仕事をしてみたい。」
という方に向けて、私の仕事である「メディカル(コピー)ライター」のメリットとデメリットを紹介したいと思います。
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メディカルライターのメリット
時間と場所を選ばない
まず、時間と場所を選ばない事が大きなメリットだと思います。
就職先や業務形態にもよるのですが、基本的にメディカルライターはリモートワークや在宅での仕事がやりやすい職種です。
ちなみに私は完全に在宅勤務で、実際オフィスにも数回しか行ったことがないです笑
また、時間に関しても融通が利きます。
決められた時間で仕事をしないといけないのは、学会への出張やインタビューなどの時だけです。
それ以外の業務については、期限に間に合えば、自分の好きな時間に作業してOKです。
薬局・病院勤務の場合は、労働時間と場所が拘束されてしまうので、それに比べるとメリットであるといえます。
閉鎖的な環境でのコミュニケーションが不要
薬局薬剤師時代に私がしんどかったのが、調剤室内の閉鎖的な中でのコミュニケーションでした。
管理薬剤師さんの機嫌が悪い時、薬局内で派閥が生じている時などは本当に薬局内が地獄のような状態になっていました笑
皆さんも、調剤室のような閉鎖的な空間にいると、ちょっとした雰囲気の変化に敏感になって、しんどくなってしまうことがありませんか?
メディカルライター業ではそのような閉鎖空間でのコミュニケーションは不要です。
連絡はチャットやメールで行なうので、ある意味ドライな感じで私にとっては非常にやりやすいですね。
もちろん、お礼を言ったり、感謝を伝えたりという社会人としての礼儀は当然必要ですが
お世辞を言ったり、愛想笑いをしたりという面倒な人間関係からは解放されます。
最新の薬や治療法の情報に触れることができる。
メディカルコピーライターは、新しく上市される薬や希少な疾患などを、ドクターやMR、
または一般の方にわかりやすく説明するという役割があります。
そのため、常に新しい薬や治療法の情報に触れることができます。
扱う内容が毎回異なるため、勉強はその都度必要ですが、やりがいはかなりあると思います。
門前の薬局薬剤師時代は、かなり決められた種類の薬しか扱っていなかったので、
メディカルライター業を通じて、自分の視野がかなり広がった印象があります。
また、その内容をうまくまとめる文章スキルが付いてくると余計に楽しくなりますよ!
メディカルライターのデメリット
自分の好きな事を書ける訳ではない
「ライター」という言葉のイメージから、
自分の想いや独特の表現を記事の中に表現したい!
と意気込んでいる人もいるかもしれませんが、メディカルコピーライターはそのような職業ではありません。
メディカルコピーライターは
①薬や治療法の情報を
②正確に
③わかりやすく
伝える事が強く求められるため、自分のオリジナルな表現や意見をはさむ余地はありません。
逆に言うと、その制約の中で良い原稿を作成するというのがライターのスキルでありやりがいにつながるという感じですね。
自分の意見が言いたい!という方は自身のブログやSNSで発信(発散?) するのがおススメです!
私もブログでストレス発散していることもあります。
肩こり・運動不足になる
これは地味に見えて意外と深刻です。
薬剤師として働いていた時は、通勤や調剤室内での業務や施設への配薬業務など、
なんだかんだで1日8000歩~10000歩ぐらいは歩いていました。
また、調剤棚から薬をとったり、軟膏を作ったりと意外と体を動かしていたようです。
しかし、メディカルライターは在宅ですしPC 作業ばかりなので、かなり肩こりや腰痛に悩まされました。
幸い、 PCデスクと椅子を良いものに変えてから結構マシにはなったのですが、運動不足は継続しています。
そのため、最近は朝に散歩したり、定期的に肩を回したりして運動不足と肩こりの解消をしています。
まとめ
ここまで、メディカルライターのメリットとデメリットを紹介してきました。
メディカルライターという仕事に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!
決められた仕事よりも新しい仕事の方が楽しい!という方や、知的好奇心がある方ならば
文章を書くのが苦でなければ結構向いているんじゃないかな~と思っています。
わずらわしい人間関係に疲れた方もおススメかもしれません笑
これからもメディカルライティングに関する情報の他に、薬剤師が自由に働くための副業や転職についてブログにまとめていきたいと思います。
それではまた!
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